養老渓谷とは、千葉県夷隅郡大多喜町から市原市までを流れている養老川によって作られた渓谷です。
千葉県下屈指のハイキングコースになっていて、シーズンの週末には賑わいます。
秋は特に、たくさんの木々の紅葉が楽しめるハイキングコースとして首都圏では、人気の紅葉スポットになります。
目次
養老渓谷の紅葉の見頃時期
養老渓谷の紅葉の見頃は、11月中旬になると色づきが始まります。見頃のピークは、11月下旬から12月上旬になっていますが、2017年も関東では平年並となっています。
11月に入ると夜の冷え込みがあるようなので、色づきも例年より鮮やかになるとの予想(ウェザーニュース)も出ていますので、今年は当たり年かもしれません。
11月23日の勤労感謝の日に合わせて、毎年養老渓谷では、養老もみじまつりが行われます。
養老もみじまつりは、いすみ鉄道の上総中野駅前では忠勝鍋による豚汁の販売が行われる他に、養老渓谷やまびこセンター前では餅つきの実演と販売などが行われる予定です。
旧会所分校跡では、手打ちそばの販売などの他に、チェーンソーカービングアート、和太鼓の演奏などのイベントが行われます。
会場:いすみ鉄道上総中野駅前・養老渓谷やまびこセンター前・旧会所分校
時間:10:00~15:00
駐車場:やまびこセンター前無料駐車場 旧会所分校無料駐車場
養老渓谷のおすすめスポット
養老渓谷はかなり広い地域に見どころが点在しています。養老渓谷駅をスタートする散策コースや、粟又の滝周辺をめぐる滝巡り散策コースなどハイキングコースが整備されているのでのんびり1日かけてハイキングするのもおすすめです。
粟又の滝
養老八景の一つで、100mの落差のある滝と紅葉のコラボレーションは見事です。
滝巡り散策として、4キロほどのハイキングコースが設定されていて、粟又の滝や水月寺、小沢又の滝などをめぐることができます。
粟又の滝の展望台がゴールになっていて、4キロほどなのでゆっくりめに回っても2時間~3時間ほどで回りきれるのも人気の理由の1つです。
養老渓谷駅からバスで20分(紅葉の季節は増便あり)
中瀬遊歩道
養老渓谷の代表的な景勝地である、弘文洞跡や観音橋があります。
遊歩道は、1.2kmほどの距離なので気軽にめぐりやすいです。遊歩道は、養老渓谷温泉郷からスタートして、共栄橋までなのですが、養老渓谷駅を出発して周遊するハイキングコースの一部にもなっています。
このハイキングコースは、全長が7km以上あるので健脚に自信のある方ならおすすめになります。
いすみ鉄道上総中野駅下車探勝バスで老川十字路下車、養老渓谷温泉郷方面へ2km
小湊鉄道養老渓谷駅下車養老渓谷温泉郷方面へ2.5km
懸崖境(老川十字路)
養老渓谷に紅葉狩りに行くならはずせないのが、懸崖境になります。電車とバスでアクセスも容易ですし、曇っていても綺麗に見える絶景ポイントになります。
中瀬遊歩道にアクセスする起点となる場所でもあるので、見に行くことをおすすめします。
上総中野駅から探勝バスで老川十字路下車すぐ
筒森もみじ谷
養老渓谷では、少し場所が離れているので穴場スポットになります。もみじ谷とう名前の通り最盛期には綺麗に色づいた紅葉でいっぱいになります。
西向きにみるかたちになるので、写真を取るには午前中が最適です。まずは筒森もみじ谷に行ってから、他の名所に行くのがおすすめです。
上総中野駅から探勝バスで老川十字路下車国道465号を君津方面に約4km
近くに駐車場があり
養老渓谷のライトアップ情報
養老渓谷でライトアップされるのは、粟又の滝と、懸崖境、中瀬遊歩道になります。例年色づきを見てライトアップ期間が決まりますので、現時点ではまだ決まっていませんが、11月20日ごろ~12月上旬の予定です。
ライトアップ時間帯は、17時~21時30分までを予定しています。渓谷なので、日照時間が短く、早く暗くなるので長い時間ライトアップを楽しめます。
養老渓谷へのアクセス
養老渓谷へのアクセスですが、広いのでどこに行くかによってアクセスが違います。電車よりも車のほうがべんりではありますが、渋滞や駐車場が少ないため思ったほど回りきれないことが多くなります。
おすすめは、養老渓谷温泉郷で1泊するといろいろな場所を見て回れるのでおすすめです。
外房線経由:東京駅から特急わかしお号で外房線大原駅下車いすみ鉄道で上総中野駅まで来てバスで老川十字路下車
内房線経由:内房線五井駅下車、小湊鉄道に乗り換え終点上総中野駅下車(ハイキングコースの場合は、養老渓谷駅下車)