東京十社のうちの1社である芝大神宮へ参拝してきました。ある意味、東京の都会のど真ん中にあるのが東京十社の魅力ですが、この芝大神宮はその中でもかなりの特殊な境内です。
しかしながら、1000年もの歴史を持つ東京でも有数の神社になります。
芝大神宮のご利益
芝大神宮は、「天照大御神」と「豊受大御神」をご祭神としています。今から約1000前の1005年に鎮座されました。
元々は芝神明と呼ばれていましたが、明治時代に正式に芝大神宮となり現在に至ります。
元々は別の場所にありましたが戦国時代に増上寺が移転する関係で現在の場所に移転してきました。
ご祭神の「天照大御神」と「豊受大御神」ということで、東京でのお伊勢さんとして親しまれてきました。
関東大震災や東京大空襲で社殿が焼けてしまって、その度に再建されて来ました。
縁結びのご利益
ご利益としては、もっとも有名なのが縁結びです。
芝大神宮には、千木筥(ちぎばこ)というものがあります。千木というのは、神社の屋根に交差して突き出ている木のことです。
その木を使って木箱をつくったのが千木筥で、東京の郷土玩具に指定されています。
この千木筥は縁起物で、千木⇒千着ということで、着るものに困らないとうことから良縁に恵まれることを意味しています。
そこから、縁結びのご利益があるということで、結婚式が人気になっています。特に1日1組限定の篝火挙式は、神明りのなかで、厳かに行われるのでとても人気です。
商売繁盛のご利益
商の丸囲み文字が刺繍されているお守りが有名です。
白色のお守りは、白星ということとで勝ち運を、黒色のお守りは、黒生地から黒字ということで、いずれも縁起物で商売繁盛の御利益があるとされています。
芝大神宮の付近は、昔から商いの町でもありますので、商売繁盛の御利益も納得です。
他にも強運御守(ごううん)というすごいお守りもありますのでチェックしてみても良いかもしれません。
絵馬にも大商という黒丸中に金色の文字が入った絵馬が有名で、行ったときもたくさん絵馬がかかっていました。
芝大神宮のだらだら祭り
ちょうど、今日は宵宮になります。明日が例祭で、明後日が神輿渡御になります。
だらだら祭りとは、10日ほどに渡ってお祭りをだらだら続けることから名前が取られています。
実際に2017年の日程は、9月11日~21日までになります。
メインは例祭と神輿渡御になりますが、それ以後も21日までは行事があります。
神輿渡御は、各町連合のお神輿が練り歩きますので、なかなかの見ものになります。
芝大神宮の御朱印
東京十社めぐりの御朱印を集めているので、芝大神宮でも御朱印を頂きました。
しっかり、元准勅祭十社之内という朱印があります。御朱印をお願いすると、この他に生姜飴と、しおり型の道中お守りが頂けます。
なかなか可愛いデザインなのでお気に入りになりました。
芝大神宮へのアクセス
芝大神宮は、東京タワーや増上寺の近くにあります。一緒に行くのもおすすめですね。
電車からのアクセス
JR山手線・京浜東北線「浜松町」北口徒歩5分
都営地下鉄浅草線・大江戸線「大門」 A6出口 徒歩1分
都営地下鉄三田線 「御成門」徒歩5分
地図