博多の祇園山笠の2017年の日程と見どころ紹介

7月の博多は祇園山笠一色と言っても過言ではないくらい大きなお祭りです。1日から飾り山がお披露目されて、少しずつ盛り上がっていき、15日のクライマックスを迎えます。

2017年も飾り山が公開されてここからどんどん盛り上がるところですね。日程や見どころなどを紹介します。

博多の祇園山笠の日程とみどころ

博多の祇園山笠は、約760年の伝統があります。博多の総鎮守・櫛田神社の素戔嗚尊(祗園宮)にたして、行われる神事です。

祇園山笠の由来は、博多で疫病が流行った時に、承天寺の開祖・聖一国師が町民の担ぐ施餓鬼にのって、清めの水をかけたことから来ていると言われています。

山笠は、他のお祭りでよく見る、車輪がついた山車ではなく、担いで移動するスタイルということや、勢い水も、もともは、清めの水から来ているのではないかと推測されています。

現在のような「流」ごとに山笠を持つという形ができたのは、戦国時代に博多の街が焼け野原になった際に、太閤秀吉が、博多の区画を決めた「太閤町割り」で大きな通りごとに区切られた一区画を「流」とするようになってからです。

祇園山笠のクライマックスに行われる追い山は、江戸時代に休憩していた山笠をあとから来た山笠が追い抜いたことから、競争になったことが起源とされています。

祇園山笠の2017年の日程

祇園山笠は、7月1日に、飾り山が一般公開されるのが、始まりになります。その後、15日までに徐々に静から動へ移り変わるのが魅力の1つです。

スケジュールは次のとおりです。

7月1日~15日 飾り山一般公開
もともと祇園山笠はこの飾り山の豪華絢爛さを披露するものでした。現在は、追い山の動にたいして、飾り山の静が見事に対比しています。

7月1日・9日 お汐井取り
山笠の安全を祈願して、箱崎浜まで舁き手たちが山笠を移動させます。櫛田神社に参拝して、そいて、箱崎浜でお汐井取りを行います。全流が、箱崎浜に集結する様は圧巻です。お汐井取りの見学スポットは箱崎浜です。山笠と一緒に移動することも出来ますが、お汐井道は狭いことが多いので交通には気をつけましょう。

7月10日 流舁き(ながれがき)
いよいよクライマックスに向けて動の山笠、舁山が動き出します。最初なので、舁き手も元気いっぱいで流のなかを走り回ります。勢い水が飛び交い、ものすごく迫力があります。一緒に移動することも出来ますが、かなり体力を使うので、自信がない人はまだ舁山が通っていない(路面が乾いていて、水槽があるところ)で待ち構えるのがおすすめです。
7月11日 朝山
10日の夜の流舁きから、夜が明ける前の午前5時頃から朝山が始まります。1時間から2時間ほど各流の舁山が、おいさ、おいさの掛け声のもと動き出します。
この行事は祇園山笠のなかでも特別な行事で、年寄り衆を招いてもてなす行事でもあります。見物客が少ないので自由に見られるのもおすすめポイントです。
7月11日 他流舁き
早朝の朝山が終わってから約10時間後。他の流域にまで出かけて舁きます。他の流に行って陣中見舞いという意味があるので、博多駅まで行ったり、福岡県庁まで行ったりする流もあります。また、「櫛田入り」の練習をする流もあり、櫛田神社で待っていたら、貴重な櫛田入りの姿を見ることも出来ます。
7月12日 追山ならし
最後のクライマックス追山へむけての予行演習という意味がある、この追山ならしですが、本番さながらのド迫力です。本番とは距離が短いだけで、迫力は変わりません。またこの日は、もう一つのメインイベント「櫛田入り」があります。人気なので、ものすごく混雑しますし、桟敷券を買わないと清道の中では見ることが出来ません。

7月13日 集団山見せ
博多を出て、中洲を超えて福岡市役所までの明治通りを、すべての流の舁山が集合して移動していきます。福岡市の幹線道路なので道幅も広くて見物もしやすいです。ただその分ものすごい人手で混雑します。特に舁山のスタート地点の呉服町駅の交差点は大混雑です。

7月14日 流舁き
最後の流での舁きになります。翌日の追い山に向けての調整という意味合いもあります。そのためリラックスムードで、記念撮影する男集の姿なども見ることが出来ます。10時間後にはじまる追い山へ徐々に盛り上がる空気感がまた特別です。
7月15日 追い山
まさにクライマックスの追い山。午前4時59分に櫛田入りを1番山笠が行い、次々と他の流の山笠も櫛田入りを行います。その後は、それぞれ博多の街へ、廻り止めめがけて、飛び出していきます。タイムトライアルで、時間を競います。

山笠は、追い山が終わると、各流れの山小屋に戻ってきてすぐに、山崩しといって、山笠を分解して取り壊します。完全に壊して飾りを持って帰るような流もあります。ばらばらになった山笠は、すぐに来年へむけて小屋にしまわれます。そこまでが、祇園山笠なのですね。

祇園山笠のおすすめの見どころ

15日間にも渡って続けられるお祭りなので、いろんな見どころがあります。まずは、飾り山の豪華絢爛さをじっくり見物するのがおすすめです。

そして、舁山の迫力、男集のオイサ、オイサの掛け声を体験できる流舁きをみるのがおすすめです。

クライマックスの追い山はかなりの混雑をしますが、それでもその迫力はなかなか見られないので、おすすめです。

混雑が苦手な方は、比較的増しな、追い山馴らしや、朝山がおすすめです。また7月11日に櫛田神社の櫛田入りの予行演習をみるのも良いかもしれません。

「櫛田入り」の際に、歌われる、「祝いめでた」の大合唱も一体感が半端ないので、一度体験してみると良いかもしれません。

本番の15日の櫛田入りは、整理券を手に入れることさえも困難なので、運よく見物できたら、ラッキーだと思いますし、一生モノの体験だと思います。

 

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