マルチディスプレイ環境にしたいなと思って、はや数年が経ちました(笑)
さすがにそろそろちゃんと環境面を整えいたいなと思って準備を始めました。やはりブログの記事を書く時も、FXでチャートを見ているときも、映像の編集をするときもマルチディスプレイ環境にすると、格段に作業効率が上がるとのこと。
いい加減、こういったものにしっかり投資をしないとダメかなと思って、マルチディスプレイ環境を一から作ってみようと思います。
マルチディスプレイ環境に最適なモニタの機能
これは、もう好みの問題も多分にあるわけですが、マルチディスプレイ環境に最適なモニタを探すとなると、条件がいくつか浮かびます。
ベゼルレス(スリムベゼル)モニタを選ぶ
マルチディスプレイ環境にするには、まずモニタを選ぶことからなのですが、現在使用しているのは、もともとPCについていたモニタ(20インチ)&ノートPCなので、少し小さいようです。
複数のモニタを並べて使う場合は、スリムベゼルやベゼルレスといわれるモニタを選んだほうがいいと思います。
スリムベゼルモニタ(ベゼルレス)とは
ベゼルとは、縁のことです。モニタの画面ではないところのフレーム部分です。ベゼルが狭いモニタを、スリムベゼルモニタやベゼルレスモニタと呼びます。
最近では、ベゼル幅が10ミリ以下の超スリムベゼルのモニタがたくさん出てきています。
このスリムベゼルのモニタを使うと、同じモニターのサイズでも画面部分が占める割合が大きくなります。
また、マルチディスプレイ環境にしたときに、ベゼル部分が細いと継ぎ目が気になりにくく、画面だけが宙に浮いてるような感覚で、作業に集中できると評判です。
画像などを見てみても、通常のベゼルのモニタよりもかなり縁が狭いので、視界の邪魔にならないし、サイズもコンパクトになります。
ということで、複数モニタを考える場合(もちろんそうでなくても)スリムベゼルのモニタが良いということになりますね。
最近のモニタは多くがスリムベゼル、ベゼルレスになっていますのでやはりそこは時代の流れに乗っておきたいですね(笑)
モニタのサイズ
次に考えるのは、モニタのサイズですが、大きければいいというわけでもなく、マルチディスプレイ環境であれば30インチくらいまでがいいと思います。
まあ、サイズは作業の環境や、個人の好みがありますし、自分の体のサイズも影響してきます。
縦に並べる場合は、大きすぎるモニタだとかなり見上げないといけなくなり、疲れてしまいますし、圧迫感を感じるかもしれませんね。
私の作業している机のサイズなどを考えてみても、24インチくらいまでが丁度いい(というか、それ以上だと画面が机からはみ出てしまうので(-_-;))ので、24インチ周辺のモニタで探してみました。
VESA規格対応のモニタを探す
1つのモニタとして使うならばそこまで気にしなくてもいいのですが、マルチディスプレイ環境の場合は、VESA規格に対応しているモニタのほうが拡張性が高いといえます。
VESA規格とは
VESA規格とは、モニタやテレビなどを、モニタ台や壁掛け金具、アームなどに取り付ける際のねじ穴の間隔について定められた国際規格です。
ネジ穴の縦×横の間隔サイズが規格として決められていて、100mm×100mmというように表記されます。
Video Electronics Standards Associationという、映像機器のインタフェースについての標準化団体です。
VESA規格に対応しているねじ穴があると、どんなメーカのものでも、モニターアームやマウントに取り付けることが問題なくできます。
モニターアームやスタンドを使うならVESA規格対応は必須
将来的には、4枚くらい並べることを考えると、VESA規格対応したマウントがついているモニタを選ぶことが必須です。
24インチほどのサイズでも、モニタはかなり重量がありますので、しっかり固定されていないと落下の危険とかありますし。
ということでモニターアームをつけることを考えると、VESA規格のマウントは必須になります。
24インチ周辺のものなら、75mm×75mmか100mm×100mmのものが多いかと思います。
モニタのその他の機能
モニタで重要なその他の機能もチェックしておきたいですね。
画質
今のところ、新しいモニタはほとんどがフルHD(1920×1080)です。4K対応のものも出ていますが、作業用ならば必要ないかと思います。
映画などの動画を見たいとか、編集作業(動画や画像)が必要だとかそう言った場合には、4Kも有りかもしれませんね。
ただ、PCのスペックが4K対応していないとモニタだけオーバースペックになります(将来的なことを考えてあえてのオーバースペックもありですが)
IPS液晶
こちらも、現在の液晶モニタであれば必ずIPS液晶になっていますが、中古を探す際にはチェックしておきたいですね。
マルチディスプレイ環境にした際に、モニターを斜めから見ることもあるかと思いますが、視野角が抜群に広いので必須だと思います。
目に優しい機能(ブルーライトカットとフリッカーフリー)
こちらも必須の機能ですね。古いモニタにはこの機能がないので、照度をかなり低くして使っていました。
ブルーライトカットは、目に負担があるといわれている(一説には関係ないとの研究もあるそうですが)エネルギーの高いブルーライトを軽減してくれます。
フリッカーフリーは、いわゆる画面のちらつき防止機能です。
液晶モニタはバックライトが明滅して調光されていますが、これが目に負担をかけて、眼精疲労の原因となっています。
バックライトの明滅ではなく、明るさの調節だけで照度調整するフリッカーフリーテクノロジーを搭載しているモニタがおすすめです。
省エネモードとノングレアモニタ
現在ほとんどのモニタが、ブルーライトカットや省エネモードなどを搭載しています。
マルチディスプレイ環境にするならやはり、消費電力も気になりますよね。
30インチ周辺なら省エネモードにすることで、30KWH以下になるのが望ましいかと思います。
また、作業用ならば、非光沢のモニタ(IPS)のほうが、背景の映り込みや逆光の際でも気になることも少ないので必須です。
マルチディスプレイ環境におすすめのモニタ
いろいろ能書きを書いてきましたが、それでいろいろモニタを探してみました。
もちろん予算もありますので、今回は1万円台でコスパのいいモニタをいろいろ探してみました。
ASUS フレームレス モニター 23.8インチ
一つ目は、ASUSフレームレスモニターです。コスパもよく、¥12,980とお買い得です。
スペック
画面サイズ:23.8型ワイド/解像度:1920×1080 フルHD/パネル:IPS/表面仕様:ノングレア/バックライト:LED
入力端子:HDMI, D-Sub 15ピン
スピーカー:内蔵(1.5W+1.5W ステレオ)
製品サイズ(WxHxD mm)?:540 x 211 x 391(スタンドあり)
重量(kg):約2.9
応答速度:5ms (GTGσ)/最大輝度:250cd/㎡/画素ピッチ:0.265mm/コントラスト比:80000000:1/視野角:水平178°、垂直178°
フリッカーフリー技術搭載/最大表示色:約1677万色
まあ、かなりいい感じなので、これにしようかと決めかけていましたが、一つ難点が。VESAに対応していないので、将来的に4画面に拡張したいときに困るなあということと、自立式なのですが、すこし不安定そうに思ったことですね。
Acer ゲーミングモニターNitro 23.8インチ
ゲーミングモニターなので、反応速度が速いですが、自分は作業用なのでそこまであれなのですが、値段も変わらないので、いいかなと思いました。
スペック
輝度:250cd/㎡(白色LED)/応答速度:1 ms (VRB)
入力端子:ミニD-Sub 15ピン×1、HDMI 1.4 x2(HDCP2.2対応)、2W+2W ステレオスピーカー
本体寸法(W)×(H)×(D)mm:540X412X240/本体重量(スタンドあり):4.04 kg/(スタンドなし):3.59 kg
付属品:アナログケーブル(ミニD-sub15ピン、1.5m)、HDMIケーブル(1.5m)、電源ケーブル(1.5m)、オーディオケーブル(1.5m)、クイックスタートガイド、保証書、台座
画面サイズ:23.8型ワイド/解像度:1920×1080 16:9/パネルタイプ:IPS、非光沢
ただ、こちらは、レビューに初期不良が多いと書いている人が複数いたので、うーんやっぱりゲーム用とじゃないしと見送りました。
HP モニター 23.8インチディスプレイ
こちらHPだし、まあ安心感はありますよね。見た目もスタイリッシュだし、それでいてコスパもよく、¥13800なので、ほぼこれを購入しかけていました。
スペック
高さ調節(80mm)、角度調節(23°~-5°)が可能で無理のない姿勢で仕事環境を整えます。
ブルーライト軽減機能で目にも優しく長時間の業務をサポート。178°の視野角で広く見やすい画面を提供します
標準保証は安心の3年間。ご購入後3年間引き取り修理サービス、3年間パーツ保証付き
表示領域:527.0 mm×296.5 mm 解像度:1920×1080(60Hz)
入出力端子:VGA HDMI
ただ、スピーカーがないのと、VESA規格未対応なので、うーんということになってしまいました。3年間保証はとても魅力的ですし、よかったのですが。
iiyama モニター ディスプレイ XU2493HS-B3
最終的に出てきたのは、こちらのiiyamaのモニタです。
スペック
- 23.8型IPS方式パネル採用
- フルHDモード高精細広視野角ノングレア液晶
- 疲労や不調の原因となる青色光源を低減するブルーライトカット機能搭載
- 上方向21.5° 下方向3.5° 角度調節機能
- 応答速度4ms(GtoG) コントラスト比500万:1(ACR時) 輝度250cd/㎡ 視野角左右各89°上下各89°の広視野角
- 表示色1677万色
- 表示可能解像度1920×1080(最大) 2.1メガピクセル サイズ16:9
よかった点は、HDMI、D-sub、ディスプレイ、オーディオのケーブルが付属しているという点と、VESA規格対応。そして、3年保証があるということですね。
応答速度はゲームには使わないので、気になりませんし、サポートが良いのも魅力です。
価格は、¥15,999とほかのより少し割高なのですが、それでもこちらのほうが良いかなと思い購入しました。
とりあえず、1つ買ってよければ追加で購入してデュアルディスプレイにしようと思います。
iiyama モニター ディスプレイ XU2493HS-B3でデュアルディスプレイしてみた
まずは、1つ購入してよければ、デュアルディスプレイにしようと思います。注文したら翌日に届きました。
梱包の様子
ケーブルもHDMI、ディスプレイ、D-subとオーディオケーブルが付属しています。
差し込むだけで簡単に完成します。
見た目もすっきりしていて、好印象。やっぱりスリムベゼルがいいですね。
前後の角度を調整できます。左右の回転の機能はありませんが、デュアルディスプレイとして使うときにはちょっと不便かもしれません。
ただ、モニターアームを使うなら問題ないですね。
使ってみてとても良かったので、すぐにもう1台注文して、デュアルディスプレイにしてみました。
こんな感じで、作業しながら、トレードもできますし、ブログなどなら資料見ながら、記事を作成できるので、はかどること間違いなしですね。