ヒハツとは?最近注目されている香辛料です。ダイエットや冷え性、肩こりなどにいいと言われています。聞いたこと無いかたもまだまだ多いかもしれません。ヒハツについて書いてみました。
ヒハツとは? 効能と副作用
健康的な食材で、最近注目されているヒハツ。沖縄そばに入っていることもある香辛料です。胡椒に似た風味があります。果実は、つくしのような形をしていてこれを乾燥して香辛料として用いられていました。
ヨーロッパにも古くから伝播していて、黒胡椒より歴史が古いのですが、現在のヨーロッパでは、黒胡椒に取って代われていて、ほとんどヒハツは使われていません。
日本では昔から沖縄で栽培されており、沖縄ではメジャーな香辛料のひとつです。ソーキそばに入っていることが多いです。
ヒハツの効能
ヒハツには、血流を良くする効能があると言われています。漢方薬の原料としても使われています。冷え性の改善や新陳代謝アップなどに良いとされています。
新陳代謝がアップするので、代謝が良くなりダイエット効果も期待できますし、冷え性の改善、肩こりの改善、栄養吸収力が良くなるということから、スタミナ回復などなどの効能があると言われています。
ヒハツに含まれているピペリンが体を優しく温めるので、冷え性にもいいそうです。ゆっくりと長く体を温める働きがあり、血流も良くなることで、いろいろな体の不調を改善してくれると言われているのです。
漢方薬は、ゆっくりと長く体にいい影響をもたらしてくれる薬ですが、その原材料になるということは同じように、体に良い影響を与えてくれるということですね。
ヒハツ 副作用
ヒハツに副作用はあるのでしょうか?副作用がアレばちょっと慎重に鳴らないといけません。ヒハツは食品なので基本的には副作用はありませんが、刺激物ということと、栄養吸収力を高める働きがあるので、薬を飲むときには注意が必要です。
ヒハツは刺激がある食物なので、食べ過ぎると胃腸で炎症を起こす可能性があります。特に小さいお子様やお年寄りは食べ過ぎに注意です。
また、優れた栄養吸収力があるので、薬を過剰に吸収してしまってそれに対する副作用が出てしまうことがあります。要は、薬が効きすぎる場合があるということです。
特に、ヒハツとの飲み合わせに注意が必要なのは、
テオフィリン:喘息や気管支炎の治療約
プロプラノロール・・・血圧を下げる薬
フェニトイン・・・てんかんのけいれん発作を予防する薬
これ以外の薬でも思わぬ症状になる可能性もありますので注意が必要です。薬を処方してもらうときなどに、ヒハツを食べてもいいのかどうか確認してから飲んで下さい。
沖縄 ヒハツ
沖縄でヒハツが栽培されており、「ヒバーチ」「フィファチ」「島胡椒」などと呼ばれています。沖縄では、一般的な香辛料として使われています。普通に麺類の料理にふりかけるなどして、八重山地方や石垣島などでよく食べられています。
ということで、通販で沖縄から取り寄せが可能です。
他にも、ヒハツ入りのサプリメントがあります。冷え対策や、アンチエイジング、精力アップなどいろいろなサプリメントに入っています。有名なのは、金時生姜と黒ウコン(クラチャイダム)と一緒にヒハツを配合したサプリメントです。
冷え性の改善やアンチエイジングのために飲んでいる方が多いそうです。