新型コロナウィルスの症状や致死率と予防方法について

世間を騒がせている新型コロナウィルスですが、様々な情報が飛び交っていて実際のところ何が正しくて、何が不正確なのかよくわからないですよね。

いたずらに怖がるのも違うと思いますが、まったく無警戒なのもまた違うはずです。

そして、この未知のウィルスが引き起こす、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対処するには、常に情報をアップデートしていく必要があります。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の最新情報

5/2追記:緊急事態宣言の延長が濃厚です。緊急事態宣言によって不要不急の外出自粛などによりCOVID-19の新規感染者数はようやく減少傾向になりましたが、まだまだ安心はできません。

また住民基本台帳に基づいて1人あたり10万円の支給の申請が始まりました。持続化給付金の申請も始まりました。

まだまだ補償は十分ではないかもしれませんが、使えるものは使ってなんとかサバイブしていきたいです。

山中伸弥教授のCOVID-19情報発信サイトはかなりわかりやすいので必読です

https://www.covid19-yamanaka.com/index.html

4/6追記:首都圏と阪神圏で緊急事態宣言が発令される見込みとなりました。

対象は、東京のほか、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡となる見込み。これらの都道府県知事は、各所で対応を発表する手はずになるとのことですね。

特定の業種の休業要請や、終電などの繰り上げなどが報じられています。

4/6追記:コロナ専門家有志の会のnoteが公開されました。必読ですね

https://note.stopcovid19.jp/n/na6699c836faf

3/21追記:新型コロナウイルス感染症対策専門家会議
「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」が掲載されました。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000610566.pdf

①換気の悪い密閉空間、②人が密集している、③近距離での会話や発声が行われる、という 3つの条件が同時に重なった場をできる限り避けるという社会的隔離措置を引き続き推し進めること。

それができない場合は、いつ爆発的感染増加(オーバーシュート)が起きるかは依然として予断を許さない状況でもあると警告していますので安心はできませんね。

3/18追記:ついにWHOがパンデミック(世界的大流行)であると認めました。中国の武漢から湖北省、そして韓国や日本などの極東で始まった今回の感染拡大は、ヨーロッパ各国やアメリカまで拡大しました。

とても感染しやすいということは、明白ですが、やることはあまり変わりません。

・手洗い
・うがい
・人混みにはなるべく避ける
・栄養を取る(バランスの良い食事)
・睡眠時間をしっかりとる
・マスク着用(人混みに行くときは)
・こまめな換気
・ドアノブや携帯電話などをきれいにする

しっかり予防を心がけることが一番ですね。

2月末に、首相から会見があり、小中学校の休校を要請されました。また、多くの人が集まるイベントの延期や中止が相次いでいます。

また3月1日付で、小規模な感染者の集団からその次の集団への感染を防ぐ意味のがある、感染拡大を防止するための注意がされています。

3/1の現時点では、

「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定
多数の人が接触するおそれが高い場所」に行かないように呼び掛けています。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601720.pdf

感染予防のためにできること(厚生労働省HPより)

  1. 石鹸やアルコール消毒液による手洗い
  2. 正しい着脱でのマスクと咳エチケット
  3. 基礎疾患を持っている方や高齢者は公共交通機関や人混みを避ける

感染拡大を防ぐためにお願い(内閣官房サイト(非SSL)より)

  1. 風邪のような症状の時は、学校、仕事などは休み外出を控えるよう
  2. 家の中でもマスクや咳エチケットを徹底し家族との接触を控える
  3. テレワークや時差通勤などを実施する
  4. イベントの開催の必要性を検討してもらう

ということで、この記事の最初のセクションは、最新情報をアップデートしていこうと思います。

おすすめリンク集

厚生労働省 新型コロナウイルスを防ぐには 2/25更新版

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599643.pdf

日本感染症学会 2/21更新

・水際対策から感染蔓延期に向けて

http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_mizugiwa_200221.pdf

現在の状況

国内においては、すでに感染経路の不明な患者の増加している地域が散発的に発生しており、引き続き、持ちこたえているものの、一部の地域で感染拡大が見られ、今後、地域において、感染源が分からない患者数が継続的に増加し、こうした地域が全国に拡大すれば、どこかの地域を発端として、爆発的な感染拡大を伴う大規模な流行につながりかねない状況にあります。さらに、世界的に患者数と死亡者数の急激な増加が見られ、国内で発見される輸入症例も増加しています。

厚生労働省の現況ですが、現時点では、何とか持ちこたえてるという状況ですが、いつオーバーシュートしてもおかしくないということですね。

また、国内で発見される輸入症例があるということを明記しましたね。

4月1日12時現在で感染者数が2178人で、そのうち半数以上の1090人が、国籍確認中とのこと。全員が外国人ではないかもしれませんが、かなりの例が外国人だと推測されますね。

2020/2/25現在、日本の状況は、感染拡大期の入り口とみられています。

日本のどこででも、市中感染の可能性があるので、外出時にはマスク着用が望ましく、こまめな手洗いや消毒が推奨されます。

武漢を発生源、感染源とする今回の新型コロナウィルス(新型コロナウイルス感染症(COVID-19))に関しては、当局が情報を完全にコントロールしているので、あまり情報が開示されていないのも実情です。

そのため、ネット上では噂レベルですが、生物兵器ではないのか?とか、武漢ではすでに数万人レベルの死者が出ているのではないのか?とか、いろいろな情報が出回っています。

日本においても、あちこちで感染者数が増えてきていて、感染経路がつかめなくなりつつあります。

そして、本日2/17についに厚生労働省が、新型コロナウィルス感染症についての相談目安を発表しました。

持病がない場合、37度以上の熱が4日間以上続く場合か、強い倦怠感や息苦しさがある場合は、「帰国者・接触者相談センター」に相談の上、指定の医療機関にアクセスするようにとのことです。

帰国者・接触者相談センター一覧

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html

厚生労働省の新型コロナウィルス感染症についてのページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

この発表は、そろそろ日本でも現実的に新型コロナウィルス感染症にかかる可能性を考えないといけなくなったということなのかもしれません。

市中感染が現実味を帯びてきたということを、厚生労働省が認めたと解釈することもできます。

また、軽症で、自宅療養でも大丈夫な人まで医療機関に押しかけてしまうのを防ぐ役目もあると思われます。

重症化した人に優先して、医療が受けられるような体制でないといけません。

新型コロナウィルス感染症について、予防方法や、症状、気になる致死率などについて、信頼できると思われるソースがあるものだけに絞ってまとめてみました。

※ソースがない情報については参考として断りを入れておきます。

新型コロナウィルス(COVID-19)とは

新型コロナウィルス感染症が、話題になりだしたのは1月の中旬ごろからです。武漢では、12月ごろにはすでに原因不明の肺炎が流行し始めていました。

短期間のうちに、武漢周辺の地域にも広がり、1月下旬には、中国当局が武漢を閉鎖したことで、一気に注目が集まりました。

日本でも武漢に渡航歴にある肺炎患者からこの新型コロナウィルスが発見されており、武漢に駐在していた日本人の方も多数が感染していることがわかりました。

新型コロナウィルスの特徴

コロナウィルスとは、鳥類や哺乳類に存在するウィルスです。風邪の原因ともなるごく一般的なウィルスです。

表面上にコロナ(王冠)状のたんぱく質の突起があることから、コロナウィルスと言われているものです。

コロナウィルスは、エンベロープを持つウィルスなので、アルコールで失活させることができますので、アルコール消毒が有効です。

今回の感染源や、どのようなルートで感染が発生したのかは、まだ完全に明らかにされていませんが、武漢の卸売市場で集団感染が発生したのが始まりと言われていることから、そこで売買されていた生きた哺乳類か鳥類からと言われています。

そして、このウィルスの最も特徴的なのは、不顕性感染があるということです

つまり、症状がない人にもウィルスの感染力があるということですね。

感染している自覚がない人も、実は新型コロナウィルスに感染している可能性があり、その状態でもウィルスを拡散させてしまうということです。

また、人間の体から出たウィルスが、不活化するまでの期間が長く、3日以上も有効なままウィルスが外部に存在している可能性もあるそうです。

よって、感染力がとても高く、現在のデータでは、インフルエンザの3倍近くの感染力を持っているのではないかと言われています。

新型コロナウィルス感染症の症状

新型コロナウィルス感染症の症状は、発熱やのどの痛み、咳が1週間ほど続く、強い倦怠感、などが代表的なものになります。

通常は、風邪のような症状が1週間ほど続いて、そのうち軽快へむかうというものです。

多くの場合はそれでそのまま完治します。

そして一部が、1週間ほど経って、息苦しさや強い倦怠感などが出てきて、咳が止まらないなどの肺炎様の症状が出てきます。

さらにそのなかで、一部が重症化し、呼吸困難やレントゲン検査で肺炎の症状が認められるようになります。

感染から発症の潜伏期間は、1日から12.5日(厚生労働省HPより)とされていますが、潜伏期間がもっと長いとされる情報もあったりとまだ完全に明確にはなっていません。

そして、中国などの現地での情報によると、下痢や嘔吐などの症状もあると報告されてもいるようです。

重症化するリスクは、持病があったり、高齢者や乳児など免疫力が落ちている方が高く、若く健康な方にはリスクは低い傾向にあります。

本日の厚生労働省の会見では、37度以上の発熱が4日以上続いた場合とは、保健所に相談の上、医療機関に行くことを推奨されていました。

そして、風邪の症状がある場合は、外出せずに仕事や学校なども休んで自宅療養をして、熱があるかどうかを検温して経過観察をしてほしいとのことでした。

なぜなら、風邪の症状だけの初期の状態では、仮に病院に行っても、新型コロナウィルス感染症の治療をしてくれるわけではありません。

現時点では、インフルエンザのような簡易な検査キットも普及していませんし、特効薬もありません。

新型コロナウィルス感染症の致死率

これは、中国でのデータが最も母数が多いので、中国のデータを置いておきます。

http://html.rhhz.net/zhlxbx/004.htm

やはり80歳以上の致死率が14.8%ほどと高くなっています。70代では、8.0%とこれでも高いですね。

60代では、3.6%となり、50代では、1.3%とかなり低くなっており、40歳以下では致死率は1%未満となっています。

エボラ出血熱などのような高い致死率(25%~90%)がある殺人ウィルスという感じではありませんね。

ただそれでも、やはり絶対に死なないわけではないですし、ご高齢であったり、持病があったりする方には要注意です。

日本でもこの間、なくなられた方が初めて出ましたが、80歳代の方でしたね。

やはり、80歳以上の方はかなり注意が必要なウィルスであることは間違いないです。

そして、このデータが信頼すべき数字なのかどうかは、はっきり言って不明です。

民主主義国家の先進国の公式発表ならまだ信頼性が高いのですが・・・。

何事も鵜呑みと過信は禁物です。

新型コロナウィルス感染症の予防と対処方法

今回の新型コロナウィルス感染症は、飛沫感染と接触感染が主な感染原因となります。

エアロゾル感染もすると言われていますが、これは空気感染ではないので誤解がないようにしたいですね。

そもそも、エアロゾル感染という言葉は正式に定義されているものではないので、注意が必要です。(重症肺炎患者に対して、気管挿管にて異物を吸入する際に発生しうるとのことです)

新型コロナウィルスの感染経路

飛沫感染とは、くしゃみやせきなどをした際に、唾液や痰などの小さいな飛沫にウィルスが含まれており、その飛沫を吸い込んだりしてウィルスを体の中に取り込んでしまうことです。

目も粘膜の一種なので、眼球についた場合も感染する可能性はありますが、多くは、鼻や口からが多いと思われます。

接触感染とは、ウィルスが含まれた飛沫を手で触りその手で、口や鼻を触ることでウィルスが体内に入り込む場合です。

感染者が咳などをして、口を手で塞いで、その手で手すりやドアなどを持って、その手すりやドアをほかの人が触ることで感染が広がる形になります。

飛沫の中にウィルスがいると感染するのですが、飛沫が完全に蒸発してしまってなくなってしまうと、ウィルス単体では感染力がなくなります。(ウィルスが3日以上も感染力を持ったまま存在している可能性もあるとの報告もあります)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防方法

ということで、このウィルスの予防方法は、他の風邪やインフルエンザ予防と同じです。

1.手洗い

私が入院していた時に、看護師さんやお医者さんに教えてもらったことが、手洗いです。めちゃくちゃ大事です。

風邪やインフルエンザの予防で一番大事なのが、手洗いということで、飛沫や接触感染を防ぐには手洗いがとても大事です。

新型コロナウィルス感染症でも、ことあるごとに手洗いすることが予防の第一歩になります。

水洗いはもちろんですが、しっかり石鹸で洗うこと、アルコールがあればアルコール消毒も大事です。

外から戻った時、食事前、トイレに行ったとき、調理の前後などなど。

咳やくしゃみ、マスクを触った時も手洗いするといいと思います。

寒いからと言って、手洗いしないとか、水でぬらすだけとかはやめておきましょう。

2.睡眠

免疫力が高いと、万が一ウイルスに侵入を許しても無傷で済むことがあります。致死率が高齢者になると高くなるのは、免疫力が加齢で落ちているからですね。

免疫力を上げるのに一番良い方法としては睡眠です。しっかり寝て、免疫力を上げておくことは大事です。

3.マスク

予防にはあまり効果がないと言われたりしておりますが、マスクはしておいたほうが良いと思います。

厚生労働省のサイトで予防にはマスクの記載ありませんが、咳エチケットにもなりますし、必須だと思います。

4.なるだけ人混みをさける

これは、できない人も多いのではないと思われますが、できる限りでもそのようにすることでリスクは減らせます。

現時点では、最悪の場合インフルエンザと同じように、普通に街中に新型コロナウィルスが存在している可能性もあります。

咳エチケットとは

咳エチケットという言葉が頻繁にニュースや厚生労働省などの会見などでも出てきていますね。

咳エチケットとは、マスクを着用していてもしていなくても、咳やくしゃみをする際には、飛沫がほうぼうに飛び散らないようにすることです。

マスクを着用しているのが一番ではあるのですが、マスクが不足していて、買いに行ってもない場合がありますので、正しい咳エチケットを身に着けておくといいかもしれません。

自身を守るというよりかは、これ以上周りに感染を広げないためのものになります。

正しい方法とは、咳やくしゃみが出る際に、マスクやハンカチ、服の袖をつかって鼻や口をおさえてするということです。

直に手で押さえると、その手にたくさんの飛沫がついて、その手でいろいろ触ると触ったところに飛沫がついてしまいますので、必ず、マスクやハンカチ、袖などで押さえるのが大事です。

新型コロナウィルス感染症かなと思ったら?

厚生労働省の会見で目安が提示されました。

次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合
センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。

注意しないといけない方は、

・ 高齢者
・ 糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD 等)の基礎疾患がある方や透析を受
けている方
・ 免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
・妊婦

でこの方々は、2日続いたら、「帰国者・接触者相談センター」に相談してくださいとのことです。

初期において、新型コロナウィルス感染症とほかの風邪などの症状はみわけがつきません。

発熱などの風邪症状がみられた時には、仕事や学校も休んで、外出を控えて自宅療養する。また毎日検温して記録しておくことを要請されました。

むやみに、医療機関に行くと、医療機関がパンクする可能性もあるので、このような対応になっているのだと思います。

ちょっと熱があるくらいだったり、咳が出るくらいで休んでいられるかという方々も多いので、心がけていただきたいことという控えめな論調なのでしょうね。

困ったときの信頼性が高いサイト

まだまだ、わからないことが多くて、真偽不明な情報がたくさんある新型コロナウィルス感染症関連。

武漢の現状を告発した、若い医師が亡くなられたニュースがありましたが、それを受けてか、やっぱり致死率は中国当局が発表しているよりもはるかに高いという意見がSNSなどで散見されました。

ウィルスは、生物兵器としてエイズウィルスと掛け合わせて作られたものであるとか、元は武漢国立生物安全実験室から流出したものだとか、いろいろな情報が飛び交っています。

何がほんとで何が嘘なのか分からないといった時には、信頼性の高いと思われる情報源を複数持つことが大事です。

日本なら、まずは厚生労働省ですね。そして、感染症ならアメリカのCDCは外せません。

・厚生労働省の新型コロナウィルス感染症関連のページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

・アメリカのCDC(英語)

https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-nCoV/index.html

・アメリカの権威のある医学雑誌のサイト(英語)

https://www.nejm.org/

・ジョンズ・ホプキンズ大学の感染者数集計サイト(英語)

https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

ほとんどが英語のサイトなので、読めない人はグーグルさんの翻訳に頼ることになりますが、CHROMEの翻訳機能ならある程度意味は判別できます。

情報リテラシーが試されてる?

今回の新型コロナウィルス感染症の関連した情報は、まさに玉石混交です。

ほんとかよ?と思いたくなるようなものもたくさんありますが、どんな情報でも、鵜呑みや過信は禁物ですね。

信頼性が高いところが出してる情報であってもそれは同じです。

なぜ、アメリカをはじめ、各国が速攻、中国からの入国禁止措置をとったのか?とか、いろいろ考えるときりがないです。

まだまだ未知の部分が多くて、今後も情報をしっかり見極めて、しっかり予防と対策に努めることが大事ですね。

こういった、未知の危険がある場合は、常に情報をアップデートして、最新の除法をとることが大事です。

また、いろいろな情報が、デマを含めて沢山出てくるので、鵜呑みは禁物、違った角度からの情報を複数精査して考えることが大事だと思います。

その一つが次の件ですね。

ダイヤモンドプリンセス号の状況

数日前に、神戸大学の岩田教授が、センセーショナルな動画をアップロードして、かなり話題になっています。

あるツテをたどって、ダイヤモンドプリンセス号に、DMATの一員として入船したところ、とんでもない状態だったと批判したのです。

感染症対策では、常識レベルである、グリーンゾーン(清潔ゾーン)とレッドゾーン(不潔ゾーン)との切り分けが全く機能していないことを指摘されていました。

岩田教授の以前の言動やパーソナリティが、一風変わっているということも分かっていますが、感染症対策のプロフェッショナルであることには変わりありません。

動画は、ある意味、扇動的な表現や感情的な表現もありましたので、そのまま鵜呑みにするのは、危険かもしれませんが、ダイヤモンドプリンセス号の対策が完ぺきではないということは、日々感染者数が増大していったことからも明らかです。

彼は、ダイヤモンドプリンセス号に入っている、医療従事者への感染症対策が、全く不十分であると指摘していました。

ほどなくして、岩田教授を、ダイヤモンドプリンセス号に入れることに尽力した、高山義浩医師のFacebookに反論が記載されました。

それによってかどうかはわかりませんが、岩田教授はくだんの動画を削除されました。

岩田教授によると、それはもう役目を終えたから(ダイヤモンドプリンセス号の状況改善)という理由だそうですが、英語版は依然として残されたままです。

現状も、お二人によるFacebook上でのやり取りがなされていますので、興味ある人はチェックされるとよいかもです。

https://www.facebook.com/people/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E7%BE%A9%E6%B5%A9/100001305489071

なお、高山義浩医師のFacebookには、その前の投稿で、非常にわかりやすい図とともに、新型コロナウィルス感染症についての記載があるので、紹介しておきます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の臨床像について、おおむね分かってきました。敵を知ることで、戦い方も見えてきます。そのための封じ込め(時間稼ぎ)でしたから、まずは発生初期における目的に至ったと言えます。次は流行の立ち上がりに向け…

高山義浩さんの投稿 2020年2月15日土曜日

本筋に戻ると、この岩田教授のセンセーショナルな動画は瞬く間に全世界に拡散されました。

これで、日本はヤバい、中国以上にヤバいんじゃないかと思ってしまった人も多いのではないでしょうか。

ただ、これは、豪華クルーズ船内で起きたアウトブレイクの話です。

歴史上で、こういった豪華客船での防疫というのは、あまり例がないのではないでしょうか。

うまくいかない点も多くあったかと思いますが、大きいとはいえ、船の中なのでスペースにはかなり制約があります。

そういった場所での防疫体制は、なかなか思うようにいかなかったのではないかと思います。

アメリカのCDCも、ダイヤモンドプリンセス号での対応を、一定程度評価していますが、十分とは言えなかったという可能性があるという表現にとどめています。

ですが、岩田教授の動画での表現は、かなりとがった表現でしたので(シエラレオネよりもひどいなど)これはかなりまずいのではという風に思われている方も多いと思います。

あくまでも、それはダイヤモンドプリンセス号の状況であって、日本の中では、医療機関などはちゃんとゾーニングもされているので、ダイヤモンドプリンセス号の状況=日本の状況ではないことは知っておく必要があります。

ダイヤモンドプリンセス号で発症してしまった、患者さんの受け入れ先の病院では、しっかり防護服を着て、1回ずつ使い捨てで使用しているなど、かなり万全の感染症対策がなされているとのことです。

市中感染がすでに起きているかもしれない

ただ、ダイヤモンドプリンセス号での、感染の広がり方を鑑みても、その他の感染者の感染経路を見ても、考えうることが一つだけあります。

それは、すでに市中感染が起きているということです。

つまり、水際で食い止める、第2次感染で食い止める、感染経路がはっきりしているところまでで食い止める、封じ込めるということはすでにうまくいっていないということです。

それもそのはずで、そもそもこの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、武漢で発生してある程度広がっていたのは昨年の12月です。

そしてその後、武漢封鎖を中国当局が行ったのは1月23日です。

その1か月の間に中国国内はもとより、日本にもたくさんの中国人が来日しています。その中には、武漢に住む人たちも含まれていたはずです。

武漢から来た方々によって、タクシーの運転手さんなどが感染しているのですが、1時間にも満たない時間同じ閉鎖空間にいただけで感染するほど感染力が高いわけなので、もっと広がっていてもおかしくはないはずです。

50歳以下で健康体であれば、ほとんどが軽い風邪症状で終わるので、気づかないうちに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかっている方も多くいるのではないでしょうか。

2月21日付で日本感染症学会のサイトで、水際対策から感染蔓延期に向けてというトピックスが更新されました。

http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_mizugiwa_200221.pdf

非常にわかりやすくまとまっていますね。

蔓延期に向けて、しっかり対策することで、感染を拡大させないことが大事になりますし、感染してもパニックにならないように今から知っておくことは大事だと思います。

デマやポジショントークに惑わされないこと

ここ数日でも、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの紙製品の供給がストップするなどのデマが拡散されて、小売店から在庫がなくなってしまったりしています。

また、PCR検査を必要以上に少なくしているのは、感染者数を低く抑えたいからだなどの話も出ています。

デマを見破るには

トイレットペーパーなどのデマは、SNSから発生したらしいのですが、いったんこういったデマが広がると、本当に必要な方が手に入らなくなりかなり困っている方もいるのではないかと思います。

びっくりするような情報や、危機感を必要以上にあおるような情報に接したときには、いったん冷静になってそれが本当かどうかを確かめることが大事だとおもいます。

基本的には、信頼のおける情報ソースを持っておくことと、1次ソースに当たるということ大事だと思います。

報道機関ですら、デマに加担してしまうこともあり得ますので、最終的には自分で正しいのかどうかを判断できるようにするのが一番だと思います。

トイレットペーパーの場合だと、メーカーに問い合わせするのもいいのですが、トイレットペーパーが中国製かどうかを製品を見ればすぐにわかりますね。

いずれにしても、こういった非常時には集団心理や人間の心理状態によってもこういったデマが拡散されやすいのは事実です。

日ごろから自分で情報を精査する習慣をつけておくと、条件反射的に拡散に手を貸したり、デマに踊らされることも少なくなると思われます。

また今回の件は、ほかの人がまとめ買いしてしまって、結局デマだとわかっている人も買いに走らざる得なくなるということも起きています。

これは、新型コロナウィルスに限らず、災害時などにも起きやすいことなので、日常生活に必須のもの、無くなったら困るものは、ある程度の備蓄を持っておくことは大事かと思います。

ポジショントークに惑わされないためには

PCR検査については、SNSをみていると、先月末くらいから意図的に検査件数を抑えることで、感染者数を少なく見せかけようとしていうのだという主張をされる方々が一定数いらっしゃいます。

一部の情報番組や報道などでもそういったことを見ることがありました。

このことについては、国立感染症研究所の公式サイトで明確に否定されている文章が掲載されています。

「検査件数を抑えることで感染者数を少なく見せかけようとしている」、「実態を見えなくするために、検査拡大を拒んでいる」といった趣旨の、事実と異なる内容の記事が散見されます。

こうした報道は、緊急事態において、昼夜を問わず粉骨砕身で対応にあたっている本所の職員や関係者を不当に取り扱うのみならず、本所の役割について国民に誤解を与え、迅速な対応が求められる新型コロナウイルス感染症対策への悪影響を及ぼしています。

https://www.niid.go.jp/niid/ja/cholerae-m/560-idsc/9441-covid14-15.html

「感染者数を少なく見せかけようとしている」ということは、テレビなどで、医師の方がコメントしていたりするので、信ぴょう性が高いと思ってしまうのでかなり危険ですね。

あとは、新型コロナウィルスの陽性とする検査結果がないと会社を休めないということで、検査をたくさんするように求める声もありました。

2020年3月2日時点での話ではありますが、新型コロナウィルスのPCR検査については、感度が低くて、偽陽性や偽陰性の方がたくさん出てくるといわれております。

とくに偽陽性の方がたくさん出てくると、新型コロナウィルス感染症でなくても、病院に入院となり隔離されるので、本当に治療が必要な方へ医療の手が回らないという可能性も出てきます。

そうなると救える命も救えなくなる可能性もでてきて、ひどい場合は医療崩壊を招く恐れがあります。

また、症状が普通の風邪と変わらない軽症で治る場合が8割以上あること、そして、この新型コロナウィルス感染症についての特効薬などがない状況なので、軽症の場合は、新型コロナウィルス感染症と確定させても特別風邪と変わらない治療(経過観察)になるので、検査は意味がないという状況です。

こういった状況を解説している記事もありますので、必要以上に陰謀論的なものに耳を傾ける必要もないのかなとは思います。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70709

結局のところやることは、変わらず、予防に努めるということ、風邪のような症状が出てきたら、外出は控えて経過観察するというところでしょうか。

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