初心者でも簡単にできる梅干しの作り方です。私は祖母が昔は手作りで梅干しを作っていたので、自分でも作ろうかと思って、作り方を調べました。
目次
梅干しの作り方 初心者でも簡単
梅干しですが、初心者でも簡単にできる作り方ということですが、大事なのは、梅をカビさせないことです。そのためにしっかりと材料を揃えて、つかうものを殺菌することが大事です。
用意するものです。
・粗塩 梅2kgに対して400g
・消毒用の焼酎(度数40%くらいのもの)
・漬物セット(容器、ビニール袋、落し蓋、重石2~4kg)
塩は粗塩のほうがミネラル成分が入っているので美味しく出来上がります。
梅干しの作り方
まずは、梅干しにつかう漬物容器を消毒します。ここで、しっかりと消毒しておくことで、余計な菌が増えるのを防いでカビを予防します。
道具の消毒
焼酎のアルコール分で消毒しますので、アルコール度数は40%くらいのものがおすすめです。最低でも38%くらいは必要です。
漬物容器がプラスチックの場合は、ビニール袋を消毒します。
焼酎は、全体にまんべんなく廻るようにかけてから捨てます。
梅の水洗い
梅を水洗いします。梅の皮は薄くてデリケートなので、流水で洗います。皮を傷つけないように優しく洗って、タオルやキッチンペーパーで、水分を軽く取ります。
しばらく乾かしておけば大丈夫です。
梅のヘタ取り
梅のヘタを取ります。爪楊枝などでヘタを取ります。黒い部分が取れたらOKです。梅を傷つけないようにして下さい。梅が傷つくと、カビの原因になりますので注意が必要です。
梅を漬ける
容器に粗塩を敷き詰めて、その上に梅干しを並べます。そして、また、その上に隙間がないように、粗塩を敷き詰めます。塩の量を減らすのはカビが生えやすくなりますので、しっかりと塩を使います。塩分が気になる方は、梅干しにしてから、塩抜きして食べるほうがおすすめです。
粗塩、梅、粗塩、梅となるように、入れていきます。最後に粗塩で梅が見えないようにして、落し蓋を落とします。
その上に重石をおいて、2~3日ほど待ちます。漬物袋をかぶせる場合は、重石ごと袋に入れてくくります。
梅酢が出てきて、梅が隠れるくらいになれば、重石を減らして、さらに1ヶ月ほど漬け込みます。
梅を天日干しする
梅雨が開けた頃が望ましいです。天日干しは、4日間かかるのが通常なので、4日間雨が降らない様な梅雨明け直後がおすすめです。ざる
1日目は昼間だけ天日干しにします。夜は容器に戻します。1回はひっくり返して、まんべんなく天日が当たるようにします。
2日目は、夜も通して干しますが、雨の心配がある場合は、室内で干します。
3日目も同様に、昼夜干します。
4日目で取り込みます。好みの乾燥具合で取り込みします。
梅干しの保存
天日干しを終えたら、瓶などの密閉容器に入れて保存します。冷蔵庫か、冷暗所で保管しておくと長持ちします。
天日干しが終わって、数カ月経つと塩が馴染んで、まろやかになります。