阪神尼崎の超老舗ラーメン 大貫本店の中華そばとやきめし

尼崎のラーメンを語る上で、絶対に外せないのが、この大貫本店です。なにしろ、現存する最古のラーメン屋さんと言われているからです。

大正元年創業ということで、なんと創業100年超えですね。びっくりです。

大貫本店とは

そもそも、日本で、最初に中華そばのお店を出したのが、東京の浅草に創業した来々軒と言われています。

その来々軒の中華そばを食べた仙台出身の大貫本店の創業者が神戸の元居留地にて創業したのが大貫本店の最初になります。

当時は大貫という名前ではなかったのですが、戦後尼崎に移転した際に大貫という名前になったそうです。初心を貫くということと、京都のすっぽん料理店の名前から大をもらって、大貫となったとのこと。

以後ずっと阪神尼崎の地で、昔ながらの中華そばを提供し続けています。

100年の熟成醤油ダレ

特徴は、創業以来継ぎ足して使っているという、醤油ダレ。

この熟成醤油ダレを中華そばはもちろんですが、やきめしやその他の殆どの料理のベースに使っているそうです。

中華そばはもちろんですが、この醤油ダレを使ってつくるやきめしもかなりの人気メニューになっていて、美味しいと評判です。

やきめしがメインで食べているという方も多いようです。

足踏み自家製玉子麺

うどん店などで、見られるような、足踏み作業をして、卵を沢山練り込んだプリプリの麺も伝統の味として創業以来受け継がれています。

麺の見た目は、たしかに卵の色をしていて、少し縮れた中太麺で、麺の長さは短めの特徴的な麺になります。

量が多くて値段も高め

伝統の味なのですが、量がとても多いので注意が必要です。普通の大きさの中華そばは普通のお店の1.5玉くらいはあると思います。

大盛りにすると2玉分位になるので、チャーハンとのセットにする場合は、そのつもりで注文しないと思わぬ量にびっくりするかもしれません。

中華そばを普通にするなら、やきめしはミニか小くらいがいいのではないでしょうか。焼き飯もミニは普通のお店の7割位あるとのことですし、今回やきめし小を食べましたが、小で普通の大きさです。

並とかになると普通のお店では大盛りになるというふうにワンランク下のサイズでちょうどいいのではないかと思います。

そして、昔ながらの中華そばですが、値段は現代風というか、リッチを考えても結構高めの値段設定だと思います。

ただ、その分量が多いというのは間違いありませんし、中華そばのミニサイズは麺の量は少なくなりますが、トッピングは普通と変わりません。

中華そばは伝統の味

今回は、中華そばをハーフサイズ、やきめしを小サイズのセットを注文しました。

最初に中華そばが着丼。

確かに丼は小ぶりですが、ハーフって半分ですが、普通のお店の半分ではないですね。トッピングは普通サイズと同じ物が乗っているとのこと。

チャーシューは、この大きさのが3枚重なっていましたし、大貫の特徴でもある、大きなきくらげもしっかりそのままあるので、トッピング食べごたえありました。

足踏み玉子麺ですが、少し縮れた感じもしますが、ほぼほぼストレート麺とも言えますね。太麺から中太麺くらいでしょうか。

玉子の量が多いからか、最近のラーメンのコシが強い感じではないですね。

どちらかと言うとつるつるしてもっちりして柔らかい麺という印象です。

そして、スープがやっぱり独特の味がします。ラーメンとは全く違うのですが、これ出汁は何でとっているのでしょうか?

そして醤油ラーメンの割には色が豚骨醤油のような色をしているのですが、あまり豚骨的な味はしないのです。どちらかと言うと鶏ガラスープに近いような気もしますし、もっと和風な感じの味がします。

それが醤油ダレによるものなのか、出汁のによるものなのかはあまりわからないのですが、とても懐かしい味がします。

ラーメンと思って食べると、え?っという感じの味がしますし、最初はなんか薄いなと思いましたが、チャーシューとかシナチクとか、きくらげを食べながら食べすすめていくとしっくり来ます。

これが昔ながらの伝統の味ということでしょうか。まさに国宝というか遺産的な味なのでしょうね。

味に飽きてきたら、胡椒を入れると結構劇的に味が変わるので、おすすめです。

優しい味わいなので、それが少しスパイシーになるだけで結構な味変になります。

やきめしが絶品

このやきめし、小サイズなのですが、他のお店なら、普通サイズと言って出しても別に文句は出ない量があります。

予備知識なかったら、事故りますので注意が必要ですね。

このやきめし、地焼きという独特の方法で作られていまして、最初に大きな鍋とスコップで50人前位を調理するそうです。

その後、注文が入ったら、改めて中華鍋で、加熱して味を整えて完成という形です。

京都の中華菜館もこのような焼き飯の色をしていますがなにか関係があるのでしょうか?

これ、熟成醤油ダレをメインに使っているので、色が濃いのですが、一口食べてみると、見た目とは裏腹に味はあっさりしています。

いい感じの味付けで、非常にパラパラしていて、粒が立っていますが、ぱさついているわけではないので、けっこう食が進みます。

これなら普通サイズでも食べ切れそうです。

紅しょうがを混ぜて食べるとまた、いい感じになって、美味しいです。たしかに、焼き飯をメインに食べに来る一が多いのもよくわかります。

まあ、もともと中華そば専門というよりは、中華料理店に近いのでしょうね。

サイドメニューに蒸し鶏とか、鶏からとか豚天などもあります。

大貫本店のメニュー

基本は、中華そばと、やきめしになります。それぞれ、サイズがありますが、普通のお店よりも多めですのでカッコに平均的なお店のサイズ感を書いてみました(あくまで感覚的なものですが)

中華そば・・・ハーフ(麺8割トッピングは普通と同じ)普通サイズ(普通の1.5玉程度)大盛り(2玉くらい)

やきめし・・・ミニ(普通の7割くらい?)小(普通のサイズ)並(大盛り)特大(2人前)

やきめしと中華そばのセットのサイズの組み合わせになります。今回は、やきめし小、中華そばハーフでした。

これでも結構お腹いっぱいになりますが、1300円は阪神尼崎においてはかなり高めの値段設定ですね。

他のメニューもたくさんあります。もともと中華料理店という感じなので、中華丼とか冷麺とか酢豚や八宝菜などもあります。

値段は高いですが、蒸し鶏とか、唐揚げはかなりの人気メニューですし、蒸し鶏や唐揚げはお持ち帰りも出来るので、これをアテにしてビールというのも最高かもしれません。

食べている間も、時期的なものもあるのかもしれませんが、ひっきりなしにテイクアウトの方が来店していました。

混雑状況

お昼時はかなり混み合います。お店にカウンターがないので、どうしても効率が悪いのですが、14時前でも並んでいました。

やきめしをテイクアウトする人も多いのもそういった事があるのかもしれませんね。

平日のお昼もけっこう一杯になることが多いので、時間をずらしたりするのも良いかもしれませんね。

アクセスと店舗情報

阪神尼崎の北側の中央商店街の近くにあります。

プロ野球シーズンが始まると阪神タイガースの優勝マジックナンバーを残り試合数分(つまり全勝したら優勝ということでのマジックナンバー)掲げることでよく関西のニュースになる商店街を西に歩いて、信号を右に曲がるとあります。

駅からは、徒歩7,8分くらいでしょうか。

店舗情報

営業時間:11:30~LO20:00
定休日:毎週 水曜日   (祝日の場合は営業。火曜or木曜に替休)
住所:兵庫県尼崎市神田中通3-29

地図

 まとめ

現存する日本最古のラーメン店と言われている大貫本店ですが、個人的にはラーメンと思っていくよりも、中華そばと思っていくほうが良いかもしれませんね。

ただ、鶏ガラベースの澄んだ色の醤油ラーメンという感じではないので、意外かもしれません。先入観なく、食べてみると良いかもしれませんね。

また、やきめしは癖になる味なので、一緒に食べてみるのをおすすめしますが、サイズには注意が必要です。

他のメニューも美味しいので、再来店の際にはあんかけちゃんぽんやピリ辛中華そばなどもぜひ。

 

大貫本店ラーメン / 尼崎駅(阪神)出屋敷駅

昼総合点★★★☆☆ 3.7

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