京都の老舗ラーメン店本家第一旭たかばし本店のらーめんの感想

京都ラーメンの老舗中の老舗、本家たかばし第一旭に行ってきました。夜遅くて雨も降っていたのですが、10人近い行列ができていました。

こちらは、朝5時から開いているのですが、5時からでも行列ができるときがあるそうです。

京都ラーメンの代表するお店になるのは間違いないのですが、そもそも京都ラーメンとはどのようなものなのでしょうか。

京都ラーメンとは

京都ラーメンの定義付けはいろいろあるそうで、絶対にこれだというのは無いのですが、いわゆる「京都ラーメン」の特徴は以下のとおりです。

・鶏ガラ又は豚骨ベースの醤油ラーメンが基本
・豚バラ肉のチャーシューがたくさん入っている
・背脂が多めに入っている
・中細ストレート麺
・見た目はこってりしてそうだが食べてみると以外にあっさり
・九条ネギがトッピングされていることが多い(必須ではない)
・モヤシも定番のトッピング

基本的には清湯系で、アキラ系とも言うそうですが、それは第一旭の旭がアキラとも読めるからだそうです。

もちろん、京都の有名店でも上記の特徴には全く当てはまらないラーメンも存在します。

その最たるものが、天下一品のこってりラーメンですね。

ですので人によっては京都ラーメン=天下一品という方もいるかも知れませんが、どちらかと言うと天一のこってりラーメンは、京都発祥のラーメンなのですが、京都ラーメンの範疇には入らないようです。

というか、全国チェーン店になっているので、もやは天下一品というジャンルとも言えますね。

ちなみに、本家第一旭たかばし本店のラーメンは、豚骨ベースの醤油ラーメンで、中細ストレート麺ですし、チャーシューも多めですし、九条ネギも乗っているので京都ラーメンと言っても良さそうです。

ですが、背脂は入っていない?感じなので、典型的な京都ラーメンのビジュアルとはちょっと違う気もします。

また、第一旭というと、ある程度の年齢の方なら、黄色い看板のラーメンチェーン店のことを思う方も多いかもしれません。

そちらの方は、特製ラーメン第一旭という名前で一時は関西にたくさんのチェーン店があったお店になりますが1997年に倒産してしまいました。

そちらの特製ラーメン第一旭のラーメンは、背脂がたっぷり入っていて(店舗により異なります)、豚骨ベースの醤油ラーメンで、まさに京都ラーメンの特徴ドンピシャですが、どこまで厳密に京都ラーメンというのを定義するのかは人によっても意見が違うと思うのでどちらも京都ラーメンということで良いのではないかと思います。

第一旭やたかばしの違い

ラーメンの第一旭は、もともとは、本家第一旭たかばし本店がルーツなのですが、そこからいろんな系統に別れて別経営でやっているとのことで、ラーメン自体も少しずつ違います。

ウィキペディアなどを見ると、現時点では9つくらいの系統に分かれているそうです。

もともとは、ルーツ店と神戸に暖簾分けされた神戸ラーメン第一旭と呼ばれる店舗、そして特製ラーメン第一旭の名前でチェーン展開をしていた大きく3系統だったのですが、1997年に倒産してしまいました。

倒産したものの、各地でバラバラに生き残っているのが4系統あり、更に地方で暖簾分けされたものが2系統ありますので、現在は9系統の「第一旭」が存在することになっているようですが、他にもまだ旧チェーン店の店主がそのまま独立採算で、営業しているところがあるかもしれません。

・本家第一旭たかばし本店・・・第一旭のルーツ店で、昭和22年創業で、現在は創業者から受け継いで運営されています。

・特製ラーメン第一旭・・・1997年に倒産したチェーン店の生き残り店で、当時のままのロゴなどで、各店で運営されているものと思われます。

・本家第一旭寺田店・・・1997年に倒産した旧チェーン店の元総本店。いわゆる第一旭の本店でこちらのほうが認知度高いと思われます。

・京都ラーメンたかばし・・・同様に、旧チェーン店の一部(京都南部が多め)が分離して存続しているお店になります。第一旭という表記は見られないのですが、公式サイトには第一旭の正統継承である旨の表記があります。

・総本家広瀬屋特製ラーメン第一旭・・・同じく、旧チェーン店の福知山や綾部、舞鶴、丹波の4店舗を経営するお店で、看板やロゴは旧チェーン店の特製ラーメン第一旭のデザインのまま使っている感じです。

・元祖大ちゃんラーメン・・・鳥取にある暖簾分け?された店舗になります。創業者の息子に当たる方が経営しているとのことで、大ちゃんとは、第一旭のキャラクターになります。お店には元祖第一旭という暖簾がかかっています。

・尾張ラーメン本店第一旭・・・尾張ラーメンという名前の通り愛知県にある、こちらも暖簾分けされた店舗になります。鳥取にある大ちゃんラーメンと同じく、創業者の息子さんにあたる方が経営しています。

じつはこの他にも、滋賀県の長浜や大津だったり、三重県の伊賀市だったり、大阪だったり近畿地方を中心に第一旭のお店はまだまだあります。

どういう資本関係にあるのかは分かりませんが、もともとの特製ラーメン第一旭のチェーン店の生き残り店だと思われます。

それぞれが基本的には、豚骨ベースの青湯の醤油ラーメンで、チャーシューが多くて、ネギ、モヤシというトッピングというのを守りつつ、独自に進化しているものと思われます。

そういった各地に散らばっている第一旭のルーツが、本家第一旭たかばし本店ということになりますが、第一旭の歴史上、チェーン展開した特製ラーメン第一旭のラーメンの方が知名度があるかもしれません。

そういった意味では、チェーン展開していた頃の特製ラーメン第一旭の総本店であった城陽市の寺田店は第一旭のもう一つの本店ということが言えそうです。

本家第一旭たかばし本店のラーメン

とはいいつつも、こちらのお店、やはり歴史があるのは見た目からも想像できますし、22時半を過ぎていたと思いますが、予想以上の長蛇の列でびっくりしました。

観光客の方々も結構多い感じで、関西弁や京都弁を使っていない人も多かったですし、店内には外国人の方もいらっしゃいました。

さすが、京都ラーメンの老舗だと思いましたが、そこは先入観なく食べてみたいと思います。

餃子も美味しいという口コミが多かったので、ラーメンと餃子にビールという定番のメニューでお願いしました。

自分は、学生の頃に足繁く通っていた大阪の鶴橋にある、二両半というラーメン屋さんがとてもお気に入りのお店なのですが、そこと同じ様に、麺の硬さやネギの多さ、チャーシューのバラ肉か赤身肉か、野菜(モヤシ)の量を指定することが可能です。

もともとこちらが本家なので、当然なのですが、他にも、麺を大鍋で茹でて居るところなどももそっくりで懐かしい気持ちになりました。

10年近く食べていないので、また二両半にも食べに行きたいと思います。

また神戸にはもっこすというラーメン屋さんがあるのですが、こちらも豚骨醤油ラーメンにネギとチャーシュー山盛りという感じのラーメンで、そこもまた、第一旭の流れをくんでいるそうなのです。

もっこすも、学生の頃に足しげく通ったラーメンで、チャーシュー麺の麺大盛りにして、更にライスを頼んで、食べきれるかどうかみたいなことをやっていました。

もっこすも二両半も一度食べるとやみつきになる美味しさが合って大好きでした。

話がそれましたが、そういった豚骨醤油ラーメンの元祖みたいなお店なので、ワクワクしながら行ったのですが、まさかの大行列。

しかも結構な雨が降ってきて、雨に打たれながらお店の方からメニューを渡されて行列に並びながらメニューを決めるというアクシデント。

なので、麺の硬さとか、ネギの量とか、チャーシューの種類とか、野菜の量とかを言うのを完全に失念してしまい、ノーマルタイプのラーメンになりました。

ビールと餃子を一口つまんだら、ラーメンも着丼。

背脂はあまり見られませんが、その代りに豚骨から出たと思われる油が結構浮いていて、見た目はこってり感ありますね。

大盛りにあたる特製ラーメンではなく、普通のラーメンですが、チャーシューは結構多めです。

美味しそうな見た目ですし、カウンターだったので、狭かったのですが、目の前で調理しているのを見ていられました。

スープを一口飲むと、懐かしい感じの味です。まさに豚骨醤油ラーメン。これは美味しいです。

見た目よりは、あっさりとしていて、しっかり豚骨感が出ているのと、醤油のコクや香りもします。

中細のストレート麺にスープがよく絡んで、麺も美味しいです。

ノーマルで注文すると麺の硬さも普通から少し柔らかめですね。個人的にはこのタイプのラーメンはかためで注文すると良いと思います。

チャーシューもノーマルだと赤身なので、パサパサしているのが嫌いな方はバラ肉という方が良いと思います。

自分は、脂がない赤身のチャーシューも好きなので、これはこれで美味しいです。

噛むと肉の旨味が出てくるので豚骨醤油ラーメンには合うと思います。

京都ラーメンの特徴の1つである背脂は無いのですが、しっかり豚骨の旨味が出ていて、伏見産の生醤油をつかっているカエシによく合っています。

ただただ、長くやっている老舗というだけではなくて、しっかり美味しいから雨が降っている深夜でも行列ができるのですね。

餃子は、写真撮り忘れましたが、小ぶりですが、カリカリに焼かれていて、美味しいです。ビールに合うのでパクパク食べられますね。

味変アイテムは一味やら、ラーメン醤油やら、にんにくやらありました。翌日仕事だったので、にんにく入れたかったのですが、我慢しました。

一味は入れてみると、スパイシーな感じで、また違った印象になるので、辛いのが好きな方は良いかもしれません。

普通に美味しいラーメンで、満足しましたし、懐かしい味でした。今度はちゃんとネギ多め、麺かため、野菜多めで食べてみたいと思います。

本家第一旭たかばし本店のアクセスと店舗情報

京都駅から徒歩で5分ほどの場所にあります。隣が、京都で一番の老舗と言われる、新福菜館本店があります。

営業時間:5:00~翌2:00
定休日:木曜日
住所:京都府京都市下京区東塩小路向畑町845
席数:31席
地図

 

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