東京駅で買う駅弁はどれがいいのでしょうか?東京駅はかなり広くて、改札口の中、駅ナカでもかなりの種類の駅弁が売られています。
人気の駅弁だったり、サンドイッチだったり、子供用の駅弁だったり種類が豊富なので選ぶのも大変。
ということで、東京駅のおすすめの駅弁をご紹介します。
目次
東京駅の駅弁はココで買うのがおすすめ
広大な面積を誇る東京駅ですが、新幹線に乗る前に駅弁を購入しておきたいところですね。ですが、その駅弁たくさん種類がありすぎてどれを買っていいのか、どのエリアに買いに行ったらいいのか、選ぶのも移動するのも大変です。
おなじ駅弁を買うなら美味しいものや人気のあるものがいいですよね。ということで、美味しい駅弁や人気の駅弁が買えるエリアを紹介したいと思います。
駅ナカのグランスタ
やはり、一番人気はグランスタですね。ここでは、駅弁はもちろん、お土産なども一通り揃うので、東京観光や出張などで時間がなくてお土産を買い忘れても、ここで買うことができます。
東京駅にはグランスタとグランスタ丸の内があります。改札外はグランスタ丸の内、駅ナカはグランスタと覚えておくと迷わなくて住みます。
グランスタには、たくさんの駅弁があるので迷いますが、実はグランスタを運営している鉄道会館がランキングを発表しているのでそれを参考にするといいかもしれません。
グランスタの駅弁ランキング
このランキングは、2018年夏のグランスタで買える駅弁、お土産スイーツランキングとして開催されていた人気投票(お弁当部門)の結果になります。
この間まで人気投票をしていたので、一番の最新ランキングになります。
ヒレカツとたまごのポケットサンド
見事に1位に輝いたのは、とんかつまい泉のヒレカツとたまごのポケットサンドです。ガッツリお弁当というよりも、手軽にサンドイッチの方がいいのでしょうかね。
見た目は丸くて真ん中にグランスタの横にある東京駅の待ち合わせスポットである銀の鈴の焼印がしてあります。
このサンドイッチは、グランスタ東京の限定商品です。
専用の焼き機で縁をプレスしているので中身がこぼれにくく、食べやすいのも人気の理由です。
まい泉のカツは、とても柔らかくて、お箸で切れてしまうことで有名ですが、このサンドイッチのヒレカツも柔らかくて美味しいですし、中にたまとろと表現される黄身がとろーりとなる卵がサンドされていてこれがかなりいい仕事をしているので一度食べてみてはいかがでしょう。
そして、こういった有名店のものは価格が高いのですが、このポケットサンドは、一つ450円とリーズナブルなのも魅力です。
マンゴツリーキッチンの鶏のガパオ弁当
タイ料理がブームになっているそうですが、その中でも人気なのがガパオライスです。日本人の味覚にも比較的に合うので色んなタイ料理店でも人気のメニューですね。
そのガパオライスですが、マンゴツリーキッチンは、本場タイのレストランマンゴツリーの姉妹店となります。
グランスタのマンゴツリーキッチンでは、テイクアウトメニューとしてガパオライスが販売されていますが、イートインスペースもあるのでその場で食べることもできます。
その中でもいちばん人気なのが、鶏のガパオ弁当になります。
通常、ガパオライスといえば、豚の挽肉になるのですが、それを鶏肉でやっているのが鶏のガパオ弁当です。
これが、かなり美味しくて、マンゴツリーキッチンでも堂々1位の人気メニューですし、今回の人気投票でも2位に入っているのは納得です。
店頭で電子レンジで加熱してくれますので温かいままを頂くことができるのも人気の理由かもしれませんね。
新幹線内で食べるのはニオイの心配もあるので、混雑時はちょっと考えたほうがいいかもしれませんが。
こちらも鶏のガパオ弁当は、800円とリーズナブルで、サイズ感もちょうどいいので人気なのもよくわかります。
つきぢ松露の松露サンド
つきぢ松露は、築地にある、卵焼き専門店です。こちらの分厚い卵焼きはとても有名ですが、その卵焼きをパンに挟んだたまごサンドが人気です。
江戸前寿司のネタの一つである卵焼きは寿司職人の腕の見せ所でもあります。つきぢ松露はもともとは江戸前寿司のお店だったそうですが、今ではその卵焼き専門店として築地市場で伝統を守っています。
もともとは、まかないとして作られていたこのたまごサンドですが、美味しいと従業員から大好評で、それならばと商品化したのだそうです。
グランスタ駅ナカ店でも、人気のメニューになっています。
使っているものは、卵焼きとマヨネーズとパンだけというシンプルなものですが、それゆえにごまかしが効かないのですが、卵の風味とマヨネーズの酸味、そして、しっとりしとしたパンが三位一体となって絶品のたまごサンドになっています。
こちらのサンドイッチは、新幹線でも食べやすいですので良いですね。
卵にもこだわっていて、契約養鶏場1箇所のみから仕入れている卵しか使っていないというこだわりぶり。新鮮な生卵をつかって焼いているのでふっくりジューシーな卵焼きができるのだそうです。
このたまごサンドは、2切れ入りで648円とこちらもかなりのコスパ良しということで、おすすめできます。
しかし、12時過ぎには売り切れてしまうくらいの人気商品なので、できる限り早い時間帯に行って食べたいですね。
朝ごはんやお昼ごはんに新幹線内で食べるにはちょうどいいですね。
仙臺たんや 利久の牛たん弁当
第4位は同率で2つのお弁当が並んでいます。
東京駅は仙台に近い(西日本に比べると)ので、仙台名物の牛タンのお弁当があります。その中でも、利休の牛たん弁当は代表的な駅弁ではないでしょうか。
仙台の牛タンのお弁当らしく、ご飯は麦ごはんで、分厚い牛タンが6切れ(極弁当はさらに牛タンの厚みが増されます)ほど入っています。利久の牛タン弁当はかなり種類がありますが、お肉の量と、タンのどの部分が使われているかで値段が変わります。
牛たん弁当が現在の利久のナンバーワンだそうですが、値段とお肉の柔らかさがちょうど折り合っている感じなので、一番売れているのでしょうね。
麦ごはんと、分厚い牛タンが6切れ入っています。お肉がとても柔らかくて美味しいですし、旨味があるのでご飯も進みます。
極弁当は、タンのなかでも、もっとも柔らかくてジューシーな根元を使っているので、値段も2000円を超えるのですが、食べてみると、納得です。
牛タン焼きはとても分厚くて、仙台の本場で食べるかのような肉厚のタンを堪能できますし、その柔らかさにびっくりしてしまうくらいです。
付け合せには、仙台味噌でつけた牛たん焼きがあってこれが麦飯によく合います。
辛いのが苦手でない場合は、ついている一味唐辛子をつけて食べると、これまた味変で違った良さが出るのでおすすめです。
牛肉グリル&すき焼き重
もう1つの4位は、こちらもお肉です。
こちらは見た目も豪華で、2種類の味付けの牛肉をたっぷり味わうことができるお弁当になります。
牛肉グリルの方は、程よい酸味が食欲をそそるバルサミコソースで味付けした厚めの牛肉がご飯の上に載っています。
そして、もう1つは、黒毛和牛のすき焼きで、割り下がしっかり染み込んだ牛肉と糸こんにゃくに焼き豆腐がついています。
どちらもご飯の上に乗っているので、ご飯にソースや割り下が染み込んでいてご飯が進みます。
このお弁当を提供しているのは、RF1・いとはんで、和食やサラダを中心としたお惣菜屋さんです。東京でも大阪でも百貨店のいわゆるデパ地下グルメでも有名です。
グランスタでは、ロック・フィールドの別ブランド?RF1と一緒になっているので、ロック・フィールドのお弁当ということでしょうか?
いとはんでも、ロック・フィールドでもクオリティーには定評がありますし、そこが作っているお弁当なので、惣菜で培った味付けは冷えていても美味しいのでお弁当も大人気です。
これだけのボリューム感で1680円はかなりコスパが良いと思われます。それがこの人気につながっているのでしょうね。
グランスタへのアクセス
グランスタには他にもいっぱい美味しいお弁当やお惣菜などが目白押しなので、他にもたくさん紹介していきたいと思っています。
グランスタへは、地下1階に降りる必要がありますし、金土日や祝日はかなり混雑していることが多いので、新幹線などの乗り継ぎが余裕があるときがおすすめです。
駅弁屋祭には全国の駅弁が集結
東京駅の1階の駅弁屋祭りには全国の駅弁が集結しています。その種類はなんと200種類というからすごいですね。
お店は1階の中央通路に面していて、新幹線の乗り換え口にもアクセスしやすいので、こちらも人気の駅弁が目白押しです。
急いでいても10分もあれば選んで、レジに並んで購入できるのも嬉しいところですし、レジが多いから混雑時にもそこまで並ぶことがないです。
また、SuicaやICOCAなどのICカードで決済できるので、さっと寄ってさっと購入することもできます。
そして、もっと嬉しいのが、営業時間が、05:30~23:00と早朝の始発の新幹線に乗る場合でも駅弁が買えますし、もちろん最終の新幹線でも駅弁が購入できることですね。
もっとも夜は人気のえ駅弁はほとんどが売り切れてしまいますが(泣)
駅弁屋祭の場所
東京駅の1階の中央通路のちょうど真ん中あたりにあります。新幹線の改札までは徒歩3分というところでしょうか。夏休みやお盆、ゴールデンウィークや年末年始などの時期はかなり混み合っているので注意が必要です。
駅弁の実演販売
祭の最大の特徴は、駅弁を店内の駅弁用キッチンで実演販売してくれるところです。うまく行けば、できたての駅弁を食べることができます。
時期によって、期間によって、実演販売される駅弁は変わるので、公式サイトを確認してみると良いかもしれません。
できたての駅弁を食べる機会ってそうないので、時間が合えばおすすめです。
深川めしの駅弁
東京の下町の名物である、深川めしの駅弁は東京にやってきたという実感を与えてくれるのでおすすめです。
エキュート京葉ストリート
京葉線の乗り換え口からすぐの京葉ストリートにも美味しいお弁当があります。
ディズニーランド&シーなど千葉方面に遊びに行った帰りにはこちらで駅弁を買うのもいいと思います。
ツカダファームトーキョーのチキン南蛮弁当
ツカダファームトーキョーは、京葉ストリート限定の塚田農場の別ブランドになります。契約農場からの食材で作られた、チキン南蛮弁当が人気です。
タルタルソースが大好きなマニア?に向けては、タルだくチキン南蛮弁当がありますがこれには卵たっぷりのタルタルソースがまさにタルだくというくらいあります。
つけても良し、チキン南蛮にぶっかけても良しというのがこのお弁当の目玉です。
塚田農場の良さとして、食材は良いのにリーズナブルというのはこちらのお弁当でも証明されていて1000円でお釣りが来る値段設定は、ディズニーリゾートで遊び倒してきた帰り道の少し軽い財布には嬉しい限りです。
格之進TSBの段違いハンバーグ弁当
格之進というと、東京の熟成肉などの名店です。肉ブームが来る前から、熟成肉やTボーンやLボーンなどの塊肉を提供していて、肉好きなら誰もが知っているというくらいのお店です。
その格之進の新ブランドとして、京葉ストリートに出店しているのが格之進TSBで、お肉をテーマにした駅弁が食べられます。
その中でも、見た目も、ザ・肉という感じで人気なのが、段違いハンバーグ弁当。1404円と値段もそこそこに東京の名店の味を楽しめるのは、肉好きには嬉しいですね。
ゴロッとしたハンバーグと、熟成肉をつかった肉そぼろが両方堪能できるとあって人気です。
また更にガッツリ行きたい場合は、段違い肉膳(2929円)や肉万両(2160円)もおすすめです。
段違い肉膳は、値段設定もニクニクということで、熟成肉、黒酢煮込みの熟成肉、熟成肉そぼろと熟成肉のオンパレードで、ボリューム満点の3つの丼が味わえます。
2、3人でシェアしながら食べることもできるのでグループでの旅行時にも良いかもしれません。
インスタ映えするような肉畑弁当(1,080円)というおしゃれでヘルシーなメニューもあるので女性にもいいですね。
さすがに、東京の名店が満を持して出店してきただけあって品揃えにもこだわりが見えます。