万博公園にある、太陽の塔の内部が公開されて話題になっています。内部の見学は完全予約制になっていて、現在とても人気です。
ただ、予約するのはなかなかこんなんだそうですが、当日にドタキャンして来ない人が多いとニュースにもなっていましたが実際にはどうなのでしょうか?
また、内部が公開されていて、見学ができる期間は、いつまでなのでしょうか?
そして、実際に行ってみた感想などを書いてみました。
目次
太陽の塔の内部公開の詳細
太陽の塔は、関西に住んでいる人なら誰でも知っているのではないかというくらい知名度がある建物ですね。名神高速の吹田インターチェンジ付近で大きな塔が見えてきます。
万博公園に行ったことがある方や、昔大きな遊園地(エキスポランド)があり、現在はその跡地にららぽーとEXPOCITYが出来て、水族館や大きな観覧車があります。
そこに行く際には、反対側に大きなのっぽの特徴的な塔がありそれが、太陽の塔です。
太陽の塔のとは?
太陽の塔は、1970年の大阪万国博覧会で公開された芸術家の岡本太郎さんの作品です。
高さが70メートルもあり、岡本太郎さんの構想を実際に形にして建築できるかどうかは当時はまだよく分からなかったそうです。
4つの太陽(顔)
真正面に塔の顔とも言うべき、大きな黄金の太陽(顔)が輝いています。塔のど真ん中にも大きな太陽の絵があります。
裏に回ると黒い太陽が描かれていますが、未来、現在、過去を表しているそうです。
そして、外側からは見ることが出来ませんが、もともと地下にあったもう一つの太陽が地下の太陽ですが、現時点で行方不明になっています。
地下の太陽は、今回の公開に合わせて再現されて、飾られるようになりましたが、オリジナルのものは10メートル近いだったそうです。
48年ぶりの内部公開
当時は、内部も公開されていましたが、万博が終了後、非公開になっていましたが、今回48年ぶりに公開されることになりました。
過去には期間限定として内部の公開があった時期もありましたが、建築基準法上の耐震基準をクリアしていなかったために、上層部の公開は見送られていました。
今回は、耐震基準を満たすように工事がなされていたり、行方不明になっていた、内部の生命の樹のオブジェなどの再現もしており、当時さながらの姿を見ることが出来るとうことで、多くの方が見学に来られています。
公開が始まった3月18日には、万博公園と言えばドリカムということで、DREAMS COME TRUEが記念ライブを行いました。
ドリカムのデビューした日は、3月21日で、大阪でイベントだったそうで、大阪に関する歌も歌っていますので、吉田美和さんも感激していたそうです。
太陽の塔の公開期間はいつまで?
過去の公開はいずれも期間限定のスペシャル企画だったのですが、今回の公開は、3月18日から公開が始まり、公開終了日は決まっていません。
そう、今回の公開は、常時公開ということで、現時点では、いつまでということは決まっていません。
常時公開というのは、嬉しいですね。
混雑状況はどれくらい?
太陽の塔の中は、狭いので一度にたくさんの人が入るわけには行きません。公開直後は、とても人が多くて危険になるので、完全予約制になっています。
公開直後は、一瞬で予約枠が埋まっていましたが、現時点では、土日以外は十分空いていますので、予約が可能です。
完全予約制なので、土日でもものすごく混雑して行列が出来ているということはありませんが、やはり土日祝日は混み合っています。
夏休みは、殆どが埋まっていますが、まだ数日は空いているので、早めに予約しておくのが必須になります。
見学の料金
内部の見学については、入館料がかかります。
個人
大人:700円
小中学生:300円
別途、万博記念公園自然文化園入園料 大人 250円 小中学生 70円がかかります。
団体の場合は、上記金額から割引があります。
一般団体(20人以上199人以下)
大人:560円
小中学生:250円
一般団体(200人以上)
大人:490円
小中学生:210円
見学ツアーが人気
内部公開の見学ツアーが人気となっています。クラブツーリズムでは、関西の主要な駅からのバス輸送でのツアーや、ららぽーとEXPOCITYでのランチをつけたツアーがあります。
現地集合解散タイプのツアーや、名古屋駅発着の日帰りバスツアーなどもあります。
料金
現地集合解散タイプ:6,990 円 ~ 6,990 円
東海(名古屋駅)発日帰りタイプ:9,980円 ~ 9,980円
京都(四条大宮&京都アバンティ)発タイプ:8,990円 ~ 9,980円
奈良(近鉄奈良・JR奈良・大和西大寺)発タイプ:8,990 円 ~ 9,990 円
兵庫(姫路・加古川・名谷・三宮)発タイプ:8,990 円 ~ 9,990 円
太陽の塔の見学の感想
太陽の塔の内部は、撮影が禁止されていますので詳細は写真でお伝えできませんが、パンフレットに綺麗な写真が載っています。
とにかく、世界観が凄くて圧倒されます。
真っ赤な壁の中心にそびえ立つ生命の樹の周辺には、たくさんの生物のオブジェがいます。
下から順番に進化の過程を見ていく形で、階段を登りながら見ていきますが、その迫力に圧倒されます。
万博当時は、エスカレーターが付いていて、上部まで登ることが出来たそうですし、腕の部分にも入ることが出来たようです。
凄いものを50年ほども前に作っていたのですね。岡本太郎さんの最初のアイデアをまとめたデッサン図などの展示もあって、なかなか興味深い体験でした。
また見に来たいなと思わせてくれるなにかがありました。ここの雰囲気は独特で、すごい世界観があって、いい体験が出来たと思います。
予約していくので、子供連れでも平気ですし、中学生までは入館料も割引価格なので、見聞を広げるいみでも夏休み等に行ってみてはいかがでしょうか?
夏休みの自由研究などの題材に絡めてみるのも面白いかも知れませんね。話題性があるのできっと高評価もらえると思います。
入り口のプレートなどは新しくリニューアルされたときに付いたものですが、お洒落なデザインです。
太陽の塔にはたくさんのグッズがあって、デザインが何とも言えない味をもっているので人気なのだそうです。
おみやげショップでグッズを購入
おみやげショップなどもあって、太陽の塔のぬいぐるみや、フィギュアなどもあります。
フィギュアのつくりも精巧なのですが、あの海洋堂が作っているそうですし、今回の公開に合わせて一部復元も担当しているのだそうです。
また、iPhoneケースもあって、かなりの人気だそうです。
おみやげショップは、予約もなく普通に入れる場所にあるので、買いに行くだけでも行けます。
見学後は、ららぽーとEXPOCITYでご飯や買い物
見学は30分間ですが、終わった後は、万博公園で、まったりするのもいいですし、高速道路や中央環状線を挟んだ向かい側にある、ららぽーとEXPOCITYで、ごはんをたべたり、買い物をしたりすることも出来て便利です。
まとめ
日本を代表する芸術家でもある鬼才岡本太郎さんが、構想して、大阪万国博覧会のメインパビリオンとして作成された、太陽の塔。
ほぼ半世紀ぶりに内部が公開されましたが、50年前のものとは思えない新鮮で独特の雰囲気に圧倒されました。
大阪のランドマークの1つですが、内部がこんなになっているとは予想外でびっくりしましたが、また見学に行きたいな思いました。
これは一見の価値ありと思います。いちど見に来てみてはいかがでしょうか。きっと忘れられない体験になると思います。